はじめに


長崎の教会群とキリスト教関連遺産は、450年に及ぶキリスト教の伝播と浸透、激しい弾圧と復活という、世界的にも希有な布教の歴史を物語る資産として、世界遺産暫定リストに登録され、長崎県では、正式に世界遺産登録を目指し、関係市町と情報共有や保存管理計画の策定など一体的な取り組みを行っている。 そのひとつに、構成資産の周辺景観の整備・修景を進めており、景観を構成する重要な要素として、また、構成資産情報を伝えるツールのひとつとしてサインのあり方を検討した。

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